藤野の山田さんから、冬の便りが届きました。
里山長屋がたたずむ枯れた風景を望みながら、山田さんが考えたのは「住宅の断熱気密論」について。
「~(前略)~住まいはある特定の機能だけを実現する場ではありません。自然と対峙するシェルターであると同時に、時には適切に外界と応答を繰り返しながら維持していく場でもあり、ひとが着る服の延長であったり、健康を育む場であり、風景であり、暮らしの思想を表現する場であり、云々。なにせ一筋縄ではいかないのです。
断熱気密性だけで住まいというものを規定しようとすると、途端に天の邪鬼的にやめてほしい、、、という気持ちがわき上がってきます。断熱材を厚くすればよい、というような単純な技術で住まいを論じることができるのだろうか?という疑問がいつもついてまわります。」
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■里山長屋からの便りVol.4~「あたたかな住まいのなかから考えた」