皆さんは「土佐派」という設計集団をご存知でしょうか?
「土佐派」は、高知(土佐)ならではの気候風土や地形、そして自然災害に対応した伝統的な住まいへの知恵を活かし、現代の住まいや建物を生みだしている設計集団です。
数年前には、当協議会(kkj)の見学会で、「土佐派の建築」を見学に行きました。
土佐の伝統的な住まいの特徴として、高い床、低い棟、深い軒、分棟型で小さい急勾配(5寸)の屋根、外壁は土佐漆喰の白とスギ板壁の黒、開口部はダブルスキンの建具で、雨戸の裏側に敷居の下から風圧を入れて内外を等圧にするといった事項があげられます。
高知県の中には、こういった特徴をもった100年を越える伝統の家々があちこちに残存しており、荒い気象への対応の知恵を今に伝えてるそうです。
今回はその土佐派の長とも言える、山本長水さんからお便りをいただきました。
詳しくは「高知からの便り Vol.1 『土佐の夏の住まい』」をご覧ください。